『アベンジャーズ』
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
マーベルを代表する人気キャラクター「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」「ハルク」…
そんな人気ヒーローが集まった夢のドリームチーム”アベンジャーズ”の活躍を描いた映画『アベンジャーズ シリーズ』のシリーズ記念すべき第2弾。
男性だけでなく、女性にも大人気の本作は、全世界で32億1000万円の興行収入を記録し、アベンジャーズの人気を裏付ける作品です。
この記事ではそんな『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のあらすじ、感想、キャスト、ネタバレ、裏話・小ネタなどを紹介します。
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『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』映画情報
タイトル | アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン |
英題 | Avengers: Age of Ultron |
上映時間 | 141分 |
日本での公開年 | 2015年 |
シリーズ | MCU フェーズ2 |
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のあらすじ
舞台はS.H.I.E.L.D.の崩壊後の物語。
アベンジャーズは盗まれたセプター(ロキが持っていた杖)を取り戻すため、ヒドラの基地に奇襲攻撃を仕掛けた。
そこに現れたのは、人体実験でスーパーパワーを手に入れた謎の兄弟。
苦戦を強いられ、トニー(アイアンマン)は
宇宙からの脅威により仲間が全滅する幻覚を見る。
トニーはその後、平和維持のために人工知能「ウルトロン」を開発する。
しかし、ウルトロンは「人間は脅威だ」と判断し、滅ぼそうとする。
はたしてアベンジャーズは暴走するウルトロンを止められるのか!?
謎の兄弟の隠された驚きの真実とは?
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映画を見る前に押さえておきたいポイント
- 地球存続をかけた物語
- 大人気ヒーローたちの死闘に必見!
- ヒーローたちがとにかくかっこいい
知っておきたい新キャラクター
ここでは、映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で加わった新たなキャラクターについてご紹介します。
これまでのアベンジャーズのヒーローについては、以下の記事もご覧ください。
ビジョン

ウルトロンから奪った人工生体ボディに、トニーの執事であるAIのJ.A.R.V.I.S.をインストールした結果、ウルトロンでもジャービスでもない新たな人造人間が誕生した姿。
スカーレット・ウィッチ

ヒドラの人体実験により強力なテレキネシスとマインドコントロールができる。
ピエトロ=クイックシルバーとは双子。
クイックシルバー

ヒドラの人体実験により弾丸と同じ早さで速さで移動できる。
走りやすくするために戦闘時も身体にフィットしたスポーツウェアとスニーカーで身に着けている。
ウルトロン

本作での敵です。
世界平和維持システムを統括するAI。
トニーが平和のためにと開発したのがこのウルトロン。
しかし、「世界を絶対的に平和にするには、人間がいなくなれば環境破壊も起こらないし戦争も起こらない」という極論に到達してしまった。
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見どころ&感想
謎の双子の正体
マーベル映画の前作『キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー』で、ヒドラに侵食されていたS.H.E.L.D.(シールド)が崩壊しました。
本作の冒頭で、アベンジャーズがヒドラの極秘の研究所を襲撃します。
その際、迎え撃ったのが謎の双子でした。
この双子、実は『アベンジャーズ』で回収した「ロキの杖」のパワーを利用した人体実験で生み出されたんです。
なんか残酷ですね(;'∀')
MCUでもトニーのように後付けで能力を得ているキャラクターですね。
ちなみにこのトニーと双子の間には深いかかわりがあり、
トニー(アイアンマン)を殺すためにウルトロンに協力しますが、結果的に故郷を壊滅させる手助けをしてしまったのを後悔します。
彼らがいなければ、トニーの幻覚を見ることもなく、
逆に仲間を失っていたかもしれません。
かなり本作では重要な役どころと言えます。
トニー(アイアンマン)が世界を滅ぼす
現カウを見た後、トニーはロキの杖の宝石(インフィニティストーン)の研究を進めました。
すると、その中に人工知能を発見し、人工知能J.A.R.V.I.S.(ジャーヴィス)に解析させ、ウルトロン計画として平和維持システムを作ろうとします。
しかし、いざ出来上がった「ウルトロン」は
地球を救うには「人間がいなくなるのが最適だ」と結論づけます。
このウルトロン、なかなかくせ者でしたね。
うまい具合に仲間を利用して、アベンジャーズと最後の最後までやりあったのはびっくりですね。
破壊力最強!?ハルクバスター起動!
ウルトロンがアベンジャーズを倒すにはハルクが弱点と考え、
ブルース・バナーを幻覚にかけ、ハルクを暴走させます。
せこいというか、賢いというか…
暴走したハルクは街を破壊しはじめます。
そこで、トニーはバナーと開発した、
対ハルク用強化アーマー・マーク44(Mk.44)
通称「ハルクバスター」を、人工衛星「ヴェロニカ」から射出させ、アイアンマンに装着して戦います。
ハルクの暴走は食い止めたが、街の破壊はひどくて世界中から批判されました。
まんまとウルトロンの策略に乗せられましたね。
けれど、なんといってもこのマーク44「ハルクバスター」は想像以上のかっこよさで、ハルクとの戦闘アクションも前例ないくらい大興奮間違いなしです。
そもそもパーツを軌道衛星ヴェロニカから得ることもさることながら、アイアンマンの巨大版なので、手のひらからおなじみの光学兵器「リパルサーレイ」の大型版も出るし、腕などが損傷しても、上空のハルクバスターポッドからスペアパーツが飛んできて装着できるなど、戦い方と言い、すべてに細部へのこだわりを感じられます。
救世主、誕生!
ウルトロンはヴィブラニウム製の肉体クローン=クレードルを開発します。
しかし、アベンジャーズらが奪い、トニーは反対されながらも、復活した人工知能ジャーヴィスをクローン体(クレードル)にアップロードし、インフィニティストーンを額にはめた「ヴィジョン」を誕生させます。
最初は信用されなかったものの、ソーのムジョルニアを持ち上げたので、信用されて一緒にウルトロンを倒しに行きます。
ヴィジョンは今後も大活躍するヒーローなので覚えておきましょう!
地球滅亡か
東欧ソコヴィアへ向かい、人類抹殺のために街全体を浮上させるウルトロン軍団と戦いましたね。
地球の一部を持ち上げて、隕石の要領で突き落として
地球を滅亡させようだなんて、まーめちゃくちゃですよ、誰が思いついたんだか。
さらに、アベンジャーズたちの華麗な戦闘シーンは圧巻です。
大きすぎる犠牲もありましたね…
個人的におすすめなのが、ヘリキャリアが登場するシーンですね。
もうS.H.I.E.L.D.が崩壊して無くなったのかと思いきや、実はまだもう一基あったという、フューリー長官が考えそうなサプライズですね。
この舞台裏を知りたい方はドラマ『エージェント・オブ・シールド』をご覧ください。
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の裏話・小ネタ
実は前作にも伏線が張られていた双子

キャラクターのクロスオーバーが恒例のマーベル映画。
実は、このクイックシルバーとスカーレット・ウィッチは、『キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャー』のエンディングに少しだけ登場し、今回の「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」に登場するのを予告しています。
実はX-MENにもいるクイックシルバー

今回ヒドラによる改造人間として登場していたクイックシルバーとスカーレット・ウィッチですが、『X-MEN』シリーズでもクイックシルバーは登場しており、ミュータントとして能力を持っています。性格はだいぶ違うが彼も活躍していますよ。同一人物ではありませんよ。
ヴェロニカの由来
でもなんで「ヴェロニカ」っていうんでしょうか?
バナー博士にはベティ・ロスという恋人がいましたが、
アメリカで有名な老舗漫画でベティとヴェロニカというキャラクターが絡む三角関係が出てきます。
おそらく、その女性キャラクターからトニーが命名したと思われます。ご参考までに。
ムジョルニアを持ち上げられるには

ソーの武器であるムジョルニアは、”王にふさわしい高潔な魂の持ち主”にしか持ち上げられないという特性を持っています。
そのため基本的にはソーにしか扱うことができません。
なのに、キャプテン・アメリカが少し動かし、ソーを驚かせました。
この時のソーの顔、とても驚いていて面白いですよ。
さらに、マインドストーンを額にはめたヴィジョンは持つことができ、ソー以外では初めてです。
ちなみに、『アベンジャーズ』ではハルクが、『マイティ・ソー』では多くの人に混じって原作者スタンリーおじいちゃんまで挑戦しましたが、誰も微動だにできませんでした。
原作者スタン・リーのカメオ出演

正解は、トニーが開催したパーティで、ソーが持ち込んだアスガルドの酒を飲んで泥酔した老人でした!
おちゃめなキャラクターですね~
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コラム
インフィニティストーン・ガントレットとサノスとは?
ソーは幻覚の内容が気になり、ロンドンのセルヴィグ博士を訪ね、伝説のノルンの泉を教えてもらいます。そこで黄金の手袋インフィニティ・ガントレットを知り、起動用の6つのインフィニティ・ストーンの1つが、ロキの杖の宝石(セプター)だとわかります。
インフィニティ・ストーンは、宇宙誕生と同時に誕生した、無限パワーが秘められた6つの石です。6つのインフィニティストーンを、インフィニティ・ガントレットにはめると宇宙的な願いがかなえられます。
この時点では「ロキの杖の宝石(マインド・ストーン)」と『キャプテンアメリカ1』『アベンジャーズ1』の四次元キューブ(スペース・ストーン)、『マイティソー2 ダークワールド』のエーテル(リアリティ・ストーン)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のオーブ(パワー・ストーン)の4つが登場しています。
エンドロールの途中で、インフィニティ・ガントレットをはめたサノスというヴィランが登場し、宇宙中の6つのインフィニティ・ストーンを集めることを宣言し、『アベンジャーズ3 インフィニティウォー』で戦うことになります。
最強金属ヴィブラニウムって?
トニーの父ハワード・スタークが開発したキャプテン・アメリカの盾もヴィブラニウム製です。地球では最強の希少金属で、アフリカのワカンダという謎の国でのみ採取できます。その物語は『ブラックパンサー』で語られます。
ダイヤモンド以上の硬度をほこる最強金属で、しかも希少なのでヴィブラニウムをめぐる争いは絶えないようです。本作で登場する武器商人ユリシーズ・クロウはウルトロンに左腕を切り落とされるが、ブラックパンサーでも再登場します。
まとめ
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のここに注目!
- アベンジャーズ、新メンバー登場!
- アベンジャーズが地球の未来を大きく左右するストーリー
- ドリームチームによるド級のアクションは見逃せない!
本作ではとにかくヒーローたちのド派手なアクションシーンに注目してください。
マーベル映画の中でも重要な位置づけであるこの作品は、
専門用語やキャラクターたちの関係性が初見では絶対意味が分からないでしょう。
とにかく軽い気持ちで一度観ることをおすすめします。
MARVEL好きな方やヒーローアクションが好きな方にどハマりする作品です。
また、マーベル映画は何度も観れば見る程キャラクターの気持ちや物語を理解していき楽しめる作品になっています。是非関連作品を楽しむためにも見て欲しいですね。
アベンジャーズはシリーズ化しているので、気になった方は予告から、そして映画『アベンジャーズ』シリーズを是非観てみてくださいね!